こんにちは。スプリングノートのマスター、大塚です。
歓送迎会は、新しく仲間になる人を迎えたり、異動・退職する人を送り出したりする大切な集まりです。一方で、「どこまで気を遣えばいいのか」「上司より先に帰ってもよいのか」「お酒を注いだほうがよいのか」など、普段の飲み会以上にマナーが気になる方もいるでしょう。
ただ、歓送迎会のマナーは、細かな作法を一つずつ暗記することが目的ではありません。主役を置き去りにせず、参加者にも無理をさせず、その場にいる全員が気持ちよく過ごせるよう配慮することが基本です。
幹事にも参加者にもそれぞれ役割がありますが、必要以上に堅苦しく考える必要はありません。この記事では、歓送迎会で失礼になりにくい基本的な振る舞いを、準備から当日の流れまで順番に見ていきます。
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- 歓送迎会で最も大切にしたい基本マナー
- 幹事が準備段階と当日に気をつけるポイント
- 参加者が挨拶・飲食・会話で配慮したいこと
- 遅刻・途中退席・お酒など迷いやすい場面での考え方
歓送迎会マナーの基本

歓送迎会ではさまざまな作法が気になりますが、まず押さえておきたいのは、主役と参加者の双方への配慮です。
歓送迎会は、会社や部署によってかなり雰囲気が異なります。ホテルや宴会場で行う少し改まった会もあれば、居酒屋やレストラン、貸切スペースなどで気軽に開催する場合もあります。
そのため、すべての歓送迎会に共通する細かな形式を決めるのは難しいものです。大切なのは、次のような基本を外さないことです。
- 歓迎・送別される主役を尊重する
- 開始時間や終了時間を守る
- 飲酒や余興への参加を強制しない
- 他人が嫌がる話題を無理に掘り下げない
- 会場やほかの利用者に迷惑をかけない
- 幹事や店員への配慮を忘れない
特に注意したいのが、「昔からこうするものだから」という理由だけで参加者に行動を強いることです。
たとえば、全員がお酒を飲む、若手が上司へお酒を注いで回る、全員が余興に参加するといった慣習がある職場もあります。しかし、体質、健康上の事情、宗教、家庭の事情、翌日の予定など、参加者にはそれぞれ事情があります。
飲む人も飲まない人も、話すのが得意な人も苦手な人も参加しやすい雰囲気にしておくほうが、結果として歓送迎会そのものも和やかになります。
歓送迎会では「正しい作法ができているか」より、「相手が困っていないか」を見ながら行動するほうが大切です。迷ったときは、相手に選択肢を残すほうを選ぶと失礼になりにくいでしょう。
幹事が準備で気をつけること
歓送迎会の雰囲気は、当日の司会より前に、会場・時間・参加方法をどう決めるかでかなり変わります。
主役の予定を優先する
歓送迎会では、歓迎される人や送り出される人が主役です。日程を決めるときは、できるだけ主役が無理なく参加できる日を優先します。
参加人数を最大にすることだけを考えて日程を決めても、主役本人が途中からしか参加できないのでは、本来の目的から外れてしまいます。
送別会の場合は、退職日や異動日の直前が必ず最適とも限りません。引き継ぎや引っ越しなどで忙しくなることもあるため、本人の予定を早めに確認しておくと安心です。
開催概要を分かりやすく伝える
案内を出す際には、少なくとも次の項目を明確にしておきましょう。
- 開催日時
- 会場名
- 会場までの場所やアクセス
- 会費
- 出欠回答の期限
- 歓迎・送別される人
- 必要に応じて服装や持ち物
- キャンセル時の連絡方法
会費については、当日になって初めて金額を知らせるより、事前に伝えておくほうが参加者も予定を立てやすくなります。
また、「歓送迎会だから当然参加する」という扱いにせず、出欠を確認できる形にしておくことも大切です。
参加しやすい会場を選ぶ
会場選びでは、料理の内容や価格だけでなく、参加者が無理なく過ごせるかも確認しておきます。
たとえば、次のような条件があります。
- 人数に対して席が窮屈ではないか
- 主役と参加者が会話しやすい配置か
- 駅から遠すぎないか
- 大きな段差などがないか
- トイレへ移動しやすいか
- 飲み物の選択肢があるか
- 挨拶や余興をするスペースがあるか
- マイクやモニターが必要なら利用できるか
- 音量について会場側の制限がないか
貸切会場の場合は、周囲をあまり気にせず進行できるメリットがありますが、だからといって何をしてもよいわけではありません。利用時間、音量、設備、飲食物の持ち込みなどは事前に確認する必要があります。
食事や飲み物に選択肢を持たせる
食事には、アレルギーや苦手なもの、宗教上の制限などが関係する場合があります。
大人数になるほど全員の希望に完全に合わせるのは難しいものですが、事前に重要な制限を確認しておくとトラブルを避けやすくなります。
飲み物も同様です。歓送迎会というとお酒を中心に考えがちですが、ソフトドリンクを選びやすい会場にしておくと、お酒を飲まない人も気兼ねなく参加できます。

幹事が当日に気をつけること
当日の幹事は、盛り上げること以上に、時間と参加者の状況を見ながら全体を整える役割があります。
主役を放置しない
歓送迎会でありがちな状態が、乾杯後にそれぞれのグループで会話が始まり、主役だけが会話に入りにくくなることです。
もちろん、常に主役を囲んで話す必要はありません。ただし、歓迎される人がまだ職場の人間関係をよく知らない場合などは、幹事が会話のきっかけをつくると参加しやすくなります。
送別される人の場合も、一部の仲のよい人だけで話し続けるのではなく、ほかの参加者も自然に話せる時間をつくるとよいでしょう。
予定を詰め込みすぎない
挨拶、乾杯、歓談、ゲーム、動画、プレゼント、主役の挨拶、締めなど、すべてを盛り込もうとすると歓談時間が短くなります。
歓送迎会の目的は、プログラムを予定どおり消化することではありません。
特に2時間程度の会なら、余興を何種類も用意するより、参加者が落ち着いて食事や会話を楽しめる時間を残したほうが進行しやすくなります。
時間が押した場合は、歓談を極端に削るのではなく、ゲームや余興の一部を短縮するなど柔軟に調整しましょう。
会場の終了時間を守る
終了予定時刻は、参加者だけでなく会場側にとっても重要です。
貸切時間やコースの終了時間を過ぎても歓談を続けていると、追加料金が発生したり、スタッフの片付けや次の利用に影響したりすることがあります。
締めの挨拶は、終了時刻になってから始めるのではなく、その少し前から準備します。
会計、忘れ物の確認、二次会への移動なども含めて考え、余裕を持って終了できる進行にしておきましょう。
参加者が気をつけたいマナー
参加する側も、難しい礼儀作法を覚える必要はありませんが、時間、会話、主役への接し方には少し配慮しておきたいところです。
できるだけ開始時間を守る
歓送迎会では乾杯や主役紹介などを最初に行うことが多いため、遅刻する人が多いと進行が止まってしまいます。
できれば開始時刻より少し前に到着するようにしましょう。
仕事などの事情で遅れることが分かっている場合は、幹事へ事前に連絡します。当日急に遅れる場合も、分かった時点で連絡しておけば、幹事側も乾杯を待つかどうか判断できます。
主役には一言でも挨拶する
大人数の歓送迎会では、主役と長時間話せないこともあります。それでも、歓迎する人であれば「これからよろしくお願いします」、送り出す人であれば「今までありがとうございました」と一言伝えるだけでも十分です。
無理に気の利いたことを言おうとする必要はありません。
送別される人に対して、転職理由や退職理由、次の職場の待遇など、本人が話したくない内容を細かく聞くのは避けたほうがよいでしょう。
歓迎される人についても、前職や家庭環境などプライベートな質問を続けるのではなく、本人が答えやすい話題から会話を始めるほうが安心です。
内輪話だけにならないようにする
長く同じ職場にいる人同士では、過去の出来事や特定の人にしか分からない話で盛り上がることがあります。
送別会なら思い出話もよいのですが、新しく参加する人がいる歓送迎会では、内輪話が長く続くと歓迎される側が会話に入りにくくなります。
新しい人にも分かるよう簡単に背景を説明したり、共通して話せる話題へ広げたりすると、場に入りやすくなります。
お酒に関するマナー

歓送迎会ではお酒が出ることも多いため、飲酒に関する配慮は特に重要です。
お酒を飲むことを前提にしない
「せっかくの歓送迎会だから一杯だけ」「乾杯だけなら大丈夫でしょう」と勧めるのは避けましょう。
お酒を飲まない理由は、体質、服薬、運転、妊娠、健康上の事情、宗教、単純な好みなどさまざまです。本人が説明したくない事情もあります。
ソフトドリンクで乾杯しても問題ありません。
本人が断ったときは、「そうなんですね」と受け止めれば十分です。理由を聞き出す必要もありません。
お酌は必須ではない
以前は、部下が上司へお酒を注ぐといった習慣もありましたが、歓送迎会で必ず行わなければならないマナーではありません。
相手のグラスが空いていて、自然な流れで「何か飲まれますか」と聞く程度なら問題ありませんが、席を一周して全員へお酌する必要はありません。
注文方法によっては、それぞれが好きな飲み物を頼んだほうがスムーズな会場もあります。
立場によって飲み物を用意するのではなく、必要な人に必要なタイミングで声をかけるくらいに考えるとよいでしょう。
「お酒を注ぐこと」が気遣いなのではなく、「相手が今何を必要としているかを見ること」が気遣いです。ソフトドリンクを頼みたい人に注文方法を案内することも、立派な配慮だと思います。
席や会話で配慮したいこと
歓送迎会では席順の形式もありますが、実際には主役が会話しやすく、参加者も動きやすい配置にすることが大切です。
主役が孤立しない席にする
一般的には主役や役職者を上座へ案内することがあります。ただ、歓送迎会では格式だけで席を決めると、主役が一部の人としか話せなくなる場合があります。
特に複数テーブルに分かれる会では、主役が誰とも話せず孤立しないことを優先しましょう。
幹事は受付や店員とのやり取りがあるため、出入口付近など動きやすい位置に座ると進行しやすくなります。
無理に席移動を強制しない
歓送迎会では「全員と話せるよう席替えをしよう」と考えることもあります。
ただし、席替えをゲームのように何度も行うと落ち着いて食事ができないこともありますし、人前での交流が苦手な人には負担になることもあります。
席を移動して交流する場合も、参加者の様子を見ながら自然に行うほうがよいでしょう。
悪口や評価の話を避ける
お酒が入ると、職場の不満や人事評価などの話が出やすくなります。
特に送別会では、「実はあの部署は……」「次の上司は大変ですよ」といった話題になりがちです。しかし、祝い送り出す場で誰かの悪口が中心になると、雰囲気も悪くなります。
人事、給与、恋愛、結婚、家庭、病気など、本人が話していない個人的な情報を周囲が勝手に話題にすることも避けたいところです。

挨拶や余興のマナー
歓送迎会では挨拶や余興を行うこともありますが、長さと内容への配慮が必要です。
挨拶は短く分かりやすくする
乾杯や締めの挨拶では、立派な話をしようとして長くなりすぎないようにしましょう。
参加者は食事や歓談を楽しみにしていますし、主役自身が挨拶する場面もあります。
開会や乾杯なら、主役への歓迎・感謝の言葉と会を楽しんでほしいという趣旨を短くまとめれば十分です。
送別される人について話す場合も、本人が知られたくない失敗談やプライベートな話を勝手に披露しないよう注意します。
笑いを取るために誰かを傷つけない
余興やスピーチでは、場を盛り上げようとして本人をいじることがあります。
仲のよい人同士では冗談として成立する場合もありますが、職場の歓送迎会では、本人がどう感じるかだけでなく、周囲の参加者がどう受け取るかも考える必要があります。
容姿、年齢、恋愛、結婚、失敗、酒癖などを笑いの材料にするのは避けたほうが安全です。
写真や動画を上映する場合も、本人にとって公開して問題のない内容か確認しておきましょう。

写真・SNS投稿のマナー
スマートフォンで気軽に写真を撮れるからこそ、歓送迎会では撮影後の扱いにも注意が必要です。
集合写真を撮ること自体は珍しくありませんが、撮影されたくない人がいる可能性もあります。
また、「社内の歓送迎会だから大丈夫」と考え、参加者の顔が写った写真を本人の確認なくSNSへ公開するのは避けたほうがよいでしょう。
特に公開アカウントでは、勤務先、場所、交友関係などの情報まで推測されることがあります。
SNSへ投稿したい場合は、少なくとも写っている人へ確認してからにするのが安心です。
会社の機密情報が見える書類、名札、モニターなどが写真へ写り込んでいないかも確認しましょう。
遅刻・途中退席するとき
仕事や家庭の事情があれば、歓送迎会へ最初から最後まで参加できないこともあります。
遅刻や途中退席そのものが失礼というわけではありません。大切なのは、幹事や主役へ必要な連絡をすることです。
遅れて参加する場合は、可能であれば事前に幹事へ到着予定を伝えます。到着後に乾杯をやり直してもらう必要はなく、静かに席へ入り、落ち着いたところで主役へ挨拶すれば十分です。
途中で帰る場合も、幹事へ一言伝えておきましょう。
大人数の会で全員に挨拶して回る必要はありませんが、可能であれば主役にも「今日はありがとうございました。先に失礼します」と伝えると丁寧です。
翌日の仕事や家庭の予定がある人に、最後まで残ることを強制する必要もありません。
二次会は参加自由にする

一次会が盛り上がると、そのまま二次会へ移動することもあります。
ただし、一次会と二次会は分けて考えたほうがよいでしょう。
一次会には参加できても、二次会までは難しい人もいます。帰宅時間、家族の予定、翌朝の仕事など事情はさまざまです。
「主役が行くから全員参加」「新人だから参加するべき」といった雰囲気をつくらず、希望する人だけで参加できる形にしておくのが安心です。
二次会を企画する場合は、参加人数や会費が分からないまま移動すると店側にも負担になるため、ある程度の人数を確認してから会場を決めましょう。
会場にも配慮する
歓送迎会のマナーというと会社内の人間関係に目が向きますが、利用する店舗や会場への配慮も忘れたくありません。
設備を勝手に動かさない
貸切会場では自由に使えるように感じますが、家具や音響設備などを自由に動かしてよいとは限りません。
大きなテーブルや楽器、モニターなどを移動したい場合は、事前に会場へ確認しておくのが安全です。
終了後に元の状態へ戻す必要がある会場もあります。
音量に注意する
ゲームや余興、マイク、カラオケなどを使うと、思った以上に音量が大きくなることがあります。
貸切だから大丈夫とは限りません。建物内のほかの店舗や近隣への配慮から、音量制限が設けられていることもあります。
楽器演奏や大きな音を伴う余興を予定している場合は、予約前に確認しておきましょう。
終了後まで考える
終了時刻になってから会計を始めると、退店が遅くなりがちです。
幹事は終了前から会計方法を確認し、忘れ物や荷物も整理しておくとスムーズです。
店の外で大人数のまま長時間話し続けると、近隣の迷惑になることもあります。会場を出た後まで含めて歓送迎会と考えるとよいでしょう。
私自身、渋谷でカフェバーと貸切スペースを運営していますが、会場選びでは「何人入れるか」だけでなく、終了時間、音量、飲食、設備の使い方まで確認しておくことをおすすめします。当日になって初めて制限を知るより、事前に相談しておいたほうが幹事も進行しやすくなります。
貸切会場が向いているケース
歓送迎会では、一般営業の飲食店だけでなく、貸切できる会場を選ぶ方法もあります。
貸切は、次のような会に向いています。
- 5〜15人程度で落ち着いて話したい
- 主役への挨拶やプレゼント贈呈を行いたい
- モニターを使って写真や動画を見せたい
- 周囲の席をあまり気にせず会話したい
- 席の配置をある程度調整したい
- 飲食と歓談を中心にゆっくり過ごしたい
一方、大人数を収容したい場合や、大規模なステージ演出をしたい場合、本格的な大音量演奏を行いたい場合などは、それに対応した宴会場やイベント会場のほうが向いていることがあります。
スプリングノートは、渋谷・桜丘町にある実際のカフェバーで、通常は5〜15名程度の貸切利用を中心に案内しています。飲み会や歓送迎会などにも利用できますが、16〜20名の場合は内容やレイアウトを確認したうえでの個別相談になります。
本棚、植物、木の床、カウンター、テーブル席などがあるため、一般的な会議室よりカフェバーらしい雰囲気で集まりたい場合には選択肢になります。
反対に、大人数の宴会や大規模な余興を中心に考えている場合は、より広い会場も含めて比較したほうがよいでしょう。
会場を選ぶときは、「貸切できるか」だけで決めず、人数、飲食、設備、音量、アクセス、利用時間まで含めて、自分たちの歓送迎会に合うかを判断することが大切です。

歓送迎会マナーのよくある質問
- 歓送迎会では上司より先に帰ると失礼ですか?
-
必ずしも失礼ではありません。翌日の予定や家庭の事情などがある場合は、途中で帰っても問題ありません。
黙っていなくなるのではなく、幹事へ一言伝え、可能であれば主役にも「先に失礼します」と挨拶しておくと丁寧です。
上司が帰るまで全員が残らなければならないというルールにする必要はありません。
- 歓送迎会では上司へお酌するべきですか?
-
必須ではありません。
自然な流れで「何か飲まれますか」と聞く程度なら構いませんが、若手や部下が全員へお酒を注いで回る必要はありません。
それぞれが好きな飲み物を注文できる会なら、その方法を利用したほうが気楽な場合もあります。
- お酒を飲まないと乾杯で失礼になりますか?
-
失礼にはなりません。ソフトドリンクやノンアルコール飲料で乾杯して問題ありません。
体質や健康上の事情など、飲まない理由を参加者へ説明する必要もありません。幹事側も、お酒を飲むことを前提とした進行にしないことが大切です。
- 歓送迎会を欠席するのは失礼ですか?
-
事情があって参加できない場合、欠席そのものが失礼になるわけではありません。
案内された回答期限までに幹事へ連絡しましょう。送別・歓迎される人へ気持ちを伝えたい場合は、職場で会ったときに一言挨拶するだけでも十分です。
直前キャンセルの場合は会場の料理や料金に影響することがあるため、分かった時点で早めに連絡してください。
- 主役へのプレゼントは全員で用意するべきですか?
-
必ず用意しなければならないものではありません。
職場の慣例として贈る場合は、予算や集金方法を幹事が明確にしておくと参加者が判断しやすくなります。個人で高価な品物を用意すると、相手がかえって気を遣うこともあります。
プレゼントの有無より、歓迎や感謝の気持ちをきちんと伝えることを優先するとよいでしょう。
まとめ
歓送迎会のマナーで最も大切なのは、形式的な作法を完璧に守ることではありません。
歓迎される人や送り出される人を大切にしながら、参加者にも無理をさせず、全員が安心して過ごせる場をつくることが基本です。
幹事は、日程、会場、会費、飲食、進行、終了時間まで事前に整理しておきましょう。参加者は、時間を守り、主役へ一言挨拶し、周囲が不快になる話題や行動を避けるだけでも十分な配慮になります。
特にお酒については、「飲むのが当然」「断るのは失礼」と考えないことが大切です。飲む人も飲まない人も同じように楽しめる会にしたほうが、歓送迎会本来の目的にも合っています。
そして、会場選びでも人数や料金だけを見るのではなく、会話のしやすさ、飲食、設備、音量、終了時間などを確認しておきましょう。
歓送迎会は、誰かを迎え、誰かを送り出すための会です。決まりごとに縛られすぎるより、「この場にいる人が気持ちよく過ごせるか」を基準に考えることが、いちばん実用的なマナーだと思います。

