こんにちは。スプリングノートのマスター、大塚です。
結婚式の二次会を準備していると、「最初の挨拶は誰がするの?」「新郎新婦は何を話せばいい?」「乾杯の前にも挨拶が必要?」と、意外と迷うものです。
披露宴ほど形式ばった場ではないとはいえ、二次会にも始まりと終わりがあります。その節目で短い挨拶があると、参加している皆さんも「これから始まるんだな」「そろそろお開きだな」と自然に気持ちを切り替えられます。
ただし、結婚式二次会の挨拶は、長く立派なスピーチを用意する必要はありません。参加してくれたことへの感謝と、その場に合った一言を簡潔に伝えることが基本です。
この記事では、新郎新婦、幹事、司会、乾杯をお願いされた人など、それぞれがどのタイミングで何を話せばよいのかを整理します。
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- 結婚式二次会で挨拶が必要になる主なタイミング
- 新郎新婦・幹事・司会それぞれの挨拶内容
- 長すぎず伝わりやすい挨拶の組み立て方
- 二次会当日に慌てないための進行準備のポイント
二次会の挨拶は短くて大丈夫
結婚式二次会の挨拶でまず覚えておきたいのは、披露宴のスピーチほど長く話す必要はないということです。
二次会は、披露宴よりも参加者同士の会話や飲食、ゲーム、余興などを楽しむことが中心になりやすい場です。そこで挨拶が何分も続くと、進行全体が間延びしてしまうことがあります。
基本的には、「誰に向けて」「何のために話すのか」が伝われば十分です。
たとえば新郎新婦の最初の挨拶なら、
「今日は来てくださってありがとうございます。短い時間ですが、皆さんと楽しく過ごせたらうれしいです」
くらいでも、必要な内容はきちんと伝わります。
文章として立派に仕上げることよりも、参加している人の顔を見ながら、自分たちの言葉で話すほうが二次会には合っています。
挨拶を考えるときは「うまく話そう」とするより、「この場で一番伝えたいことは何か」を一つ決めてみてください。感謝なのか、楽しんでほしいという気持ちなのか。それが決まれば、話はかなり短くできます。
挨拶する主なタイミング
二次会では、すべての場面で挨拶が必要なわけではありません。まずは、どこで誰が話すのかを決めておくと進行が整理しやすくなります。
一般的には、次のようなタイミングがあります。
| タイミング | 主に話す人 | 内容 |
|---|---|---|
| 開会 | 幹事・司会 | 開会の案内、注意事項 |
| 新郎新婦入場後 | 新郎新婦 | 参加へのお礼 |
| 乾杯前 | 乾杯担当者 | 短い祝福の言葉 |
| ゲーム・余興前後 | 司会 | 内容やルールの説明 |
| 終了前 | 新郎新婦 | 改めて感謝を伝える |
| お開き | 幹事・司会 | 終了案内、退場の案内 |
もちろん、すべてを別々の人が担当する必要はありません。
少人数の二次会なら、幹事が開会を伝え、そのまま新郎新婦から一言、続いて乾杯という流れでも十分です。司会を立てず、幹事の一人が進行を兼ねる形もあります。
大切なのは、当日になって「次は誰が話すんだっけ?」という状態を作らないことです。
新郎新婦の最初の挨拶
新郎新婦が入場したあとに行う最初の挨拶は、その日の二次会の雰囲気を作る場面です。
ここでは、難しい内容を話す必要はありません。
入れる内容は3つで十分
最初の挨拶は、次の3つを入れるとまとまりやすくなります。
- 来てくれたことへの感謝
「今日は私たちの二次会に来てくださって、本当にありがとうございます」 - 二次会を開いた気持ち
「皆さんとゆっくり話せる時間を作りたくて、この場を用意しました」 - 楽しんでほしいという一言
「短い時間ですが、ぜひ飲んで食べて、楽しく過ごしてください」
この3つを普通の速さで話せば、それほど長くはなりません。
むしろ、ここで結婚に至るまでの経緯や二人の思い出を詳しく話し始めると、二次会のスタートとしては少し重くなってしまうことがあります。
詳しい話をしたい場合は、最後の挨拶や歓談中など別の場面に回す方法もあります。
新郎だけが話してもいい?
必ず新郎新婦の二人が話さなければいけない、という決まりはありません。
新郎だけ、新婦だけでも問題ありませんし、それぞれが一言ずつ話す形でも構いません。
二人とも話すなら、
「今日はありがとうございます。新郎の○○です」
「新婦の○○です。最後までゆっくり楽しんでください」
というくらいに役割を分けても自然です。
無理に二人とも長い文章を覚えるより、話しやすい形を選ぶほうがよいでしょう。
幹事・司会の開会挨拶
幹事や司会の挨拶は、二次会を正式にスタートさせる役割があります。
とはいえ、ここも長いスピーチは必要ありません。
開会時に伝えること
開会時には主に、
- 二次会を始めること
- 自分が司会・幹事であること
- 新郎新婦を迎えること
を伝えます。
たとえば、
「皆さま、本日はお集まりいただきありがとうございます。それでは、○○さんと○○さんの結婚式二次会を始めたいと思います」
という形で十分です。
このあと新郎新婦が入場するなら、
「それでは皆さん、拍手で新郎新婦をお迎えください」
とつなげればスムーズです。
会場の案内も必要なら簡潔に
受付やクローク、トイレ、喫煙場所、飲食方法など、その場で知らせておいたほうがよいことがあれば、開会時に案内します。
ただし、注意事項を一度にたくさん読み上げると、参加者にはなかなか伝わりません。
本当に必要な情報だけに絞り、細かな内容は受付で案内したり、会場内に表示したりする方法も考えておくとよいでしょう。
乾杯前の挨拶
乾杯の挨拶は、二次会の中でも特に短くまとめやすい場面です。
参加者はグラスを持って待っていることが多いため、ここで長い話をする必要はありません。
30秒から1分程度が目安
乾杯を頼まれたら、
- 簡単な自己紹介
- 新郎新婦へのお祝い
- 乾杯の発声
という流れを意識するとまとまります。
たとえば、
「ただいまご紹介いただきました、新郎○○さんの友人の△△です。○○さん、○○さん、本日は本当におめでとうございます。お二人のこれからの幸せを願いまして、皆さんご一緒に、乾杯!」
といった形です。
乾杯担当者が新郎新婦との思い出を少し話すのも構いませんが、長くなりすぎないよう注意します。
新郎新婦の締めの挨拶
二次会の終盤では、新郎新婦から改めて参加者へ感謝を伝える時間を設けると、きれいに締めやすくなります。
最初の挨拶より少し丁寧でも構いませんが、ここでも長くする必要はありません。
最後は感謝を中心にする
締めの挨拶では、
- 来てくれたことへの感謝
- 二次会を準備してくれた人への感謝
- これからもよろしくという一言
を入れると自然です。
「今日は私たちのために集まっていただき、本当にありがとうございました。二次会を準備してくれた幹事の皆さんにも感謝しています。これから二人で力を合わせていきますので、今後ともよろしくお願いします」
このくらいでも、十分に気持ちは伝わります。
披露宴から参加している人もいれば、二次会から参加している人もいるため、「今日一日、本当にありがとうございました」と広く伝わる表現にしておくのもよいでしょう。
幹事へのお礼も忘れずに
二次会を友人や同僚が企画してくれている場合は、新郎新婦から幹事へのお礼も一言入れておきたいところです。
準備期間が長かった場合でも、その内容を細かく説明する必要はありません。
「準備してくれた幹事の皆さん、本当にありがとうございました」
という一言だけでも十分伝わります。
挨拶の長さは1分前後を目安に
結婚式二次会の挨拶では、「何分くらい話せばいいのだろう」と迷う方も多いと思います。
内容にもよりますが、多くの挨拶は30秒から1分程度、長くても2分程度に収めると進行しやすくなります。
特に乾杯や開会の挨拶は短めで構いません。
長い挨拶が難しい理由
二次会では、参加者が立っていたり、ドリンクを持っていたり、周囲と話しながら過ごしていたりすることがあります。
披露宴のように全員が着席してスピーチだけに集中する環境とは限りません。
そのため、内容を詰め込みすぎるより、
感謝→伝えたいこと→締め
くらいの単純な構成のほうが伝わりやすくなります。
原稿を作る場合も、きれいな文章を書くことに力を入れすぎず、実際に声に出して確認してみてください。
読んでみると、思った以上に長かったということはよくあります。
二次会の挨拶は、原稿の文字数より実際に声に出したときの長さを確認するのがおすすめです。一度スマートフォンのタイマーなどで測ってみると、削るべき部分が分かりやすくなります。
挨拶で意識したい伝え方
内容が短くても、少し伝え方を意識するだけで聞き取りやすさは変わります。
特別な話術は必要ありません。次のポイントを押さえておけば十分です。
最初の一文を決めておく
緊張しやすい方は、最初の一文だけ覚えておくと話し始めやすくなります。
たとえば、
「今日は来てくださって、本当にありがとうございます」
まで決めておけば、そのあとは比較的自然に言葉が出てきます。
挨拶全文を一字一句暗記しようとすると、一つ言葉を忘れたときに止まってしまうことがあります。
文章ではなく、「感謝」「幹事へのお礼」「これからもよろしく」のように要点だけ覚える方法もあります。
少しゆっくり話す
緊張すると、自分が思っている以上に早口になることがあります。
特に二次会会場では、参加者の話し声やBGMなどがあるため、小さな声で早く話すと聞き取りにくくなります。
少し大きめの声で、普段より気持ちゆっくり話すくらいがちょうどよいでしょう。
マイクがある会場なら、当日になって使い方が分からないということがないよう事前に確認しておくと安心です。
内輪だけの話を長くしない
友人中心の二次会では、昔のエピソードを話したくなることもあると思います。
少し触れる程度なら場が和むこともありますが、一部の人しか分からない話を何分も続けると、ほかの参加者が入りにくくなります。
会社関係、学生時代の友人、親族など複数のつながりから参加者が集まる場合は、できるだけ皆さんに伝わる内容を中心にしたほうがよいでしょう。
避けたほうがよい挨拶
二次会は比較的自由な場ですが、何を話してもよいというわけではありません。
場の雰囲気を悪くしたり、新郎新婦や参加者を困らせたりする内容は避けましょう。
暴露話や過度ないじり
新郎新婦の昔の恋愛話や、本人が知られたくない話などを、笑いを取るために話すのはおすすめできません。
本人同士では笑える内容でも、家族、仕事関係、初対面の参加者がいる場所では受け取られ方が変わります。
迷う話題なら入れないほうが安全です。
長すぎる自分の話
祝福の場なので、挨拶する人自身の経歴や思い出が中心になってしまわないよう注意します。
特に乾杯では、新郎新婦との関係性が分かる短い自己紹介だけで十分です。
笑いを取ろうとしすぎる
面白い挨拶にしなければいけないわけではありません。
二次会というと盛り上げなければと思うかもしれませんが、自然にお祝いの気持ちが伝わるほうが大切です。
無理に笑わせようとして複雑なネタを考える必要はありません。
誰が話すか事前に決める
挨拶そのもの以上に重要なのが、当日の役割分担です。
誰が、いつ、何を話すのかを事前に整理しておけば、進行はかなりスムーズになります。
最低限決めたい担当者
少なくとも、
- 開会を伝える人
- 新郎新婦の挨拶を入れるタイミング
- 乾杯を担当する人
- 締めを案内する人
は決めておきましょう。
司会がいる場合は、司会者が全体をつなぎます。
司会を置かない場合でも、幹事の誰か一人を進行担当にしておくと、「次はどうする?」と途中で止まりにくくなります。
簡単な進行表を作る
分単位の細かな台本までは必要なくても、
「18:30 開会」 「18:35 新郎新婦挨拶・乾杯」 「19:00 ゲーム」 「20:15 新郎新婦締め挨拶」 「20:30 お開き」
という程度の進行表を作っておくと便利です。
そこに「誰が話すか」まで記載しておけば、幹事同士でも確認できます。
挨拶を考えるときは、文章だけでなく「誰の挨拶のあとに何が始まるのか」までセットで考えてみてください。二次会では、挨拶そのものより次の乾杯や歓談へ気持ちよくつなげることが大切です。

会場によって進行も変わる
二次会の挨拶や進行を考えるときは、参加人数だけでなく会場の広さや設備も確認しておきたいところです。
たとえば30人以上が参加する広い会場と、10人前後で集まる小さな貸切スペースでは、同じ進行にする必要はありません。
少人数なら形式を減らせる
5〜15人程度の二次会なら、参加者同士の距離が近いため、大げさな司会進行を置かなくても自然に進められることがあります。
新郎新婦がその場で、
「今日はありがとうございます。それでは乾杯しましょう」
と話して、そのまま始めてもよいでしょう。
一方、人数が多くなるほど、誰が進行しているのか分からなくなりやすいため、司会者やマイクを用意する意味が大きくなります。
マイクや音響設備を確認する
会場を選ぶときは、マイクが使えるかどうかも確認しておきましょう。
人数が多くなくても、BGMや参加者同士の会話があると、肉声だけでは後ろまで届きにくい場合があります。
映像を上映するのであれば、モニターやプロジェクターの有無、音声をどこから出すかといった点も事前確認が必要です。
渋谷・桜丘町のスプリングノートでも、通常のカフェバー営業とは別に貸切利用に対応しており、マイクやスピーカー、モニター・プロジェクターなどの設備があります。
普段営業しているカフェバーなので、本棚や植物、木のテーブル、カウンターなどがある落ち着いた雰囲気で、通常は5〜15名程度の少人数利用を中心にご案内しています。大人数の結婚式二次会には向きませんが、少人数で友人同士がゆっくり話せる会を考えている場合には、こうしたタイプの会場も選択肢の一つです。
設備の利用可否や利用条件は内容によって確認が必要なので、二次会会場を探す際は、人数だけでなく「乾杯や挨拶をどう行うか」までイメージして会場へ相談するとよいでしょう。
渋谷駅から徒歩約8分の「スプリングノート」は、飲み会・歓送迎会・懇親会・二次会などにも利用できる貸切カフェバーです。
当日までに確認したいこと
挨拶の原稿が完成していても、当日の流れが共有されていなければスムーズに進まないことがあります。
前日までに、幹事や司会、新郎新婦の間で最低限の確認をしておきましょう。
進行担当者で共有する項目
確認したいのは次のような内容です。
- 開会時刻
- 新郎新婦の入場方法
- 最初の挨拶をする人
- 乾杯担当者
- ゲームや余興のタイミング
- 締めの挨拶をする人
- お開き時刻
- マイクの使用方法
特に乾杯担当者やスピーチをお願いする人には、当日の直前ではなく、余裕を持って依頼しておきましょう。
時間に余白を作る
二次会は、予定どおりに進まないこともあります。
受付に時間がかかったり、歓談が盛り上がったり、ゲームが予定より長くなったりする可能性もあります。
進行を詰め込みすぎず、多少前後しても対応できるようにしておくと安心です。
挨拶を短めにしておくことも、時間調整の面では役立ちます。
結婚式二次会の挨拶のよくある質問
- 新郎新婦は必ず挨拶する必要がありますか?
-
必ずしなければならないという決まりはありません。
ただ、参加者は新郎新婦をお祝いするために集まっているため、最初または最後のどちらかで直接感謝を伝える時間を作ると自然です。
長いスピーチは必要なく、「今日は来てくださってありがとうございます」という一言だけでも十分です。
- 新郎と新婦のどちらが挨拶すればいいですか?
-
どちらでも構いません。
新郎だけ、新婦だけでも問題ありませんし、二人で一言ずつ話してもよいでしょう。
話すのが得意なほうが代表して挨拶し、もう一人が最後に「今日は楽しんでください」と付け加える形でも自然です。
- 二次会の挨拶は何分くらいが適切ですか?
-
30秒から1分程度を一つの目安にすると考えやすいでしょう。
締めの挨拶など、少し内容を増やしたい場合でも2分程度に収めると、二次会全体の流れを止めにくくなります。
時間よりも、同じ内容を繰り返さず簡潔に伝えることを意識してみてください。
- 乾杯の挨拶は当日お願いしてもいいですか?
-
できれば事前にお願いしておくほうがよいでしょう。
短い挨拶でも、人前で突然話すよう頼まれることを負担に感じる方はいます。
誰にお願いするか決めたら、「簡単な一言と乾杯の発声をお願いします」と事前に伝えておくと、相手も準備できます。
- 挨拶の原稿を見ながら話しても大丈夫ですか?
-
問題ありません。
無理に暗記して緊張するより、スマートフォンやメモに要点を書いて確認しながら話すほうが落ち着ける場合もあります。
ただし、ずっと原稿だけを見続けるより、ところどころ参加者の顔を見ながら話すと気持ちが伝わりやすくなります。
二次会の挨拶は感謝を簡潔に
結婚式二次会の挨拶は、立派なスピーチを完成させることが目的ではありません。
大切なのは、参加してくれた皆さんへの感謝を、その場に合った言葉で伝えることです。
新郎新婦の最初の挨拶、乾杯、最後の挨拶など、それぞれ30秒から1分程度を意識するだけでも、進行はかなりすっきりします。
そしてもう一つ大事なのが、誰が、どのタイミングで話すのかを事前に決めておくことです。
内容がシンプルでも、進行担当者の間で流れが共有されていれば、当日は自然に次の乾杯や歓談へつなげられます。
二次会は、挨拶を聞くための時間というより、新郎新婦と参加者が一緒に楽しく過ごす時間です。
感謝の言葉は簡潔に。そのぶん、皆さんと話したり、写真を撮ったり、同じ時間を楽しんだりすることに時間を使ってみてください。

